2021年8月25日18:59
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.は、同社の「タッチ決済」ユーザーがコロナ禍で 3.3 倍に急伸したと発表した。スーパー業界最大手のイオンや、ファミリーマートなどのコンビニ大手 3 社をはじめ、アメリカン・エキスプレスの「タッチ決済」が使える店舗も増加している。
こうした「タッチ決済」の需要の高まりを受け、アメリカン・エキスプレスはこのたび、コロナ禍における行列に関する意識調査を、20 代〜60 代の一般生活者の男女 1,000 人と、小売店でのレジ業務担当者 300 人を対象に行った。
その結果、一般生活者の約半数(52.9%)が、会計時に「後ろに並ぶ人の視線」を気にし、56.6%が支払い準備で「焦った経験」あるという。また、「行列を長く感じ並ぶのを諦めた」(57.5%)、「ソーシャルディスタンスが気になり並ぶのを諦めた」(65.1%)など、コロナ禍で行列回避の意識が高まっているそうだ。さらに、観光地などの入場行列は敬遠しているが、普段の買い物の会計行列は敬遠できないという。
そんな中、利用が増えている支払い方法が「タッチ式決済」となり、普段の買い物でタッチ式決済を利用している人は 71.6%となるという。また、会計の行列時に利用できると喜ばれる決済方法は「タッチ式決済」と、レジ業務担当者の 66.3%が回答している。そのほか、一般生活者の 65.3%は、会計時、タッチ式決済などのキャッシュレス対応列に「移動した」経験があるとした。
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ペイメントナビ編集部
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