SBI証券が11月からPontaポイントを導入する理由とは?今後は提携先との連携も期待

2021年10月8日8:30

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、2021年10月4日にオンラインイベント「投資の“イロハ”を学ぼう!ポイント投資サービスもご紹介!セミナー」を開催した。昨今の消費者の「投資」に対する関心の高まりを受けて、投資に興味があり、これから投資をしたいと考えている消費者に向けて、2021年8月にPontaポイント提携を発表したSBI証券の専務取締役 小川 裕之氏が投資に必要な情報の“イロハ”や投資を始めるまでの壁の越え方、投資をしている人の声などについて説明した。セミナー終了後には、小川氏にPontaポイント導入の理由、三井住友カードと開始したクレジットカードによる投信積立サービスの反響についても話を聞いた。

SBI証券 専務取締役 小川 裕之氏

コロナ禍で投資に関する関心が高まる

LMの「Pontaリサーチ」の調査によると、投資への関心高まっているという。夏のボーナスの使い道は8年連続で、1位「貯金・預金」(37.1%)となったが、8年目の調査で投資信託が初めて上位10位に入った。株式も昨年12位から9位に入っている。特に20代、30代の関心が高まっているそうだ。また、コロナ禍で金融資産投資と貯金が活性化している。金融商品もコロナショック前と比較して、国内株式、NISA・iDeCoが増加しているそうだ。そこで、今回は投資のイロハを学ぶセミナーを開催することになった。

投資を始める前の3つの壁である「お金がない」「負けるの怖い」「よくわからない」といった点はPontaで解決できるそうだ。

SBI証券では若年層の口座開設数が増加

直近3年間のSBI証券の新規口座開設数をみると、2年前と比べ約3倍となった。特に直近1年間で約100万人がSBI証券で投資を始めている。口座開設者の中では、20代(28%)、30代(29代)の若年層の口座開設数の増加が著しく、若い世代にも投資が広がっている。

さらに、顧客属性をみると、SBI証券利用者の82%は投資経験がこれまでなかった。SBI証券で最初に購入する商品の中でも、投資信託を選ぶ人が増加。直近では約70%の人が投資信託でスタートしている。また、そのうち約60%は積立投資となる。

 

人気のインデックスファンドシリーズのVシリーズ

投資信託で選ばれる商品の説明として、つみたてNISAの月間積立金額約7割はランキング上位5ファンドが占める。SBI証券では、月間積立設定金額のファンドの人気ランキングを随時更新している。そのため、多くの投資家に支持されているランキングを参考に銘柄選びをすることも可能だ。例えば、SBI証券では、インデックスファンドシリーズのVシリーズが人気だ。

ポイント投資は3ステップで購入可能に

SBI証券は、LMと提携し、2021年11月から、1億人以上が利用する「Ponta」を導入する。ポイントの魅力として、まず最低100円、100ポイントから気軽に投資が始められる点を小川氏は挙げた。また、買い付け手数料が無料、投資信託残高・取引などに応じてPontaポイントが付与される。購入は初心者でも簡易な3ステップで完了。利用できるポイントも制限なく使用可能だ。

小川氏は、難しいイメージのある投資信託についても解説。インデックスファンドとアクティブファンド、投資信託の買い付けから売却までのコスト、税金がかからないNISAつみたてNISAのポイントなどについても紹介した。また、参加者からの投資に関する質問にも回答した。

Tポイントとのマルチポイント導入の理由は?
「三井住友カード つみたて投資」は新規に加え、既存の積立利用者にも好評

オンラインセミナー後は、小川氏にPontaとの連携によりマルチポイントを導入した理由、2021年6月30日から開始した、三井住友カードが発行するクレジットカードで投資信託が買える投信積立サービス「三井住友カード つみたて投資」開始後の成果について話を聞いた。

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