2023年10月20日12:05
東武カードビジネスとジェーシービー(JCB)は、東武カードビジネスのクレジットカード発行事業の一部をJCBに委託し、JCBが保有するシステム・業務基盤を活用した新カード発行の本格検討・協議を行うことについて合意に至ったと発表した。
東武カードは、1983年に東武百貨店のハウスカードとして誕生し、現在は東武グループの沿線生活者などが利用している。
このほど、東武カードの誕生から40年を節目に、国際カードブランドであるJCBの先進性と信頼性をプラスし、さらなる利便性の向上を図るべく、さまざまな機能や特典を備えた、これからの時代にふさわしい、魅力ある東武カードの開発と発行を目指すという。
また、東武カードビジネスはJCBへクレジットカード発行事業の一部を委託することにより、安全性や利便性の強化およびクレジットカード事業運営の効率化を図るそうだ。
なお、新しい東武カードは2025年春頃の発行を目指しているが、詳細な発行時期、商品性・サービス内容等については、決まり次第発表するという。
なお、東武カードビジネスはこれまで、自社でクレジット基幹システムを保持・運営し、利用者に対して独自で東武カードを発行してきた。
東武カードは当初、東武百貨店のハウスカードとしてスタートした後、現在では東武百貨店に加え、東武ストア、東京ソラマチ、新越谷ヴァリエ・草加ヴァリエをはじめとする東武グループの各商業施設、東武鉄道、東武バス、東武トップツアーズなどの交通・観光分野、および東武グループのホテル、ゴルフ場、東武動物公園、東武ワールドスクウェアなどレジャー施設各社など多岐にわたる東武グループ各社施設を中心に利用されている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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