ソニーペイメントサービスの一部株式をBlackstoneへ売却へ(ソニー銀行)

2023年12月22日17:20

ソニーフィナンシャルグループ(SFGI)の連結子会社であるソニー銀行は、2023年12月22日、連結子会社であるソニーペイメントサービスの一部株式を、Blackstone Inc.とその関係会社が運営するプライベート・エクイティ・ファンド設立の買収目的会社に譲渡することを決定し、同買収目的会社との間で株式譲渡契約を締結したと発表した。

同契約に基づき、2024年1月31日(予定)に株式譲渡を実行することに伴い、ソニーペイメントサービスはソニー銀行が20.0%の議決権比率を保有する持分法適用会社となる。

ソニーペイメントサービスは、2006年、ソニーグループ傘下の決済代行会社として設立され、主に国内のイーコマースやサブスクリプションサービス等を展開する事業者に対して、クレジットカード決済などオンラインを中心としたさまざまな決済サービスを提供してきた。

決済市場の伸長に伴い、ソニーペイメントサービスの業容も順調に拡大してきているが、近年は、決済サービスのほか、決済周辺領域における付加価値サービスへのニーズが高まるとともに、デジタル通貨をはじめとした新しいビジネスの芽が次々生まれるなど、サービスの総合力・開発力が問われる時代へと進みつつあるそうだ。

こうしたなか、ソニーフィナンシャルグループ全体のキャピタルアローケーションに鑑み、ソニーペイメントサービスの商号を当面維持しながら、グローバルに展開する投資運用会社であるBlackstoneに経営のイニシアティブを渡し、そのノウハウ、ネットワーク、資金力を活用して自立成長を目指すことが最適との判断に至った。なお、SFGIおよびソニー銀行は、持分法適用会社として、Blackstoneとともに引き続き成長をサポートしていくそうだ。

なお、同事象により、SFGIにおける2024年3月期連結会計年度において約130億円を特別利益として計上する見込みだ。

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ペイメントナビ編集部

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