2011年5月14日9:00
スマートフォン同士をコツンとするだけで情報を交換できるBump機能を使って、米INGダイレクトは送金サービスを開始した。
現在世界の携帯キャリアはスマートフォンの搭載するNFC機能を使った決済サービスに注力している。が、NFCを受付ける端末の普及が課題となっている。
Bumpを使えばスマートフォン同士で送金できるため、これを使った決済のほうが簡単で速いとINGダイレクトは見越した。
Bumpを使うにはアプリケーションをダウンロードする必要がある。INGダイレクトの口座を開設すれば送金者は自分の口座から送金でき、受領者は自分の口座へ送金資金を受取ることができる。
PayPalはすでにBump送金サービスを開始しているが、銀行がBumpを利用するのは米国ではじめてとなる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。