2011年5月16日9:00
オンラインでデジタルコンテンツを提供しようと考えているスモールビジネスにとって、受注からデジタルコンテンツ配信、そして請求と回収は悩ましい問題だ。
これらを一括で提供しているのが米ビンディシア(Vindicia)のCashBox(キャッシュボックス)というサービスである。このサービス収益が5,000万ドル、約40億円になった。
今回VindiciaはCashBoxソリューションのアップグレードを実施。いままで以上に請求と課金がしやすくなる。CashBoxはSoftware as a Service (SAAS)モデルだ。
電子書籍や動画コンテンツなど有料デジタルコンテンツ市場は成長株。この市場での決済サービスには、Vindicaiのようなトータルソリューション提供が有効だ。
Vindiciaの取扱高は20億ドルを超えている。ターゲットは北米のスモールビジネスだけではない。規模の大小を問わず全世界のデジタルコンテンツ提供者だ。
Vindiciaのクライアントリストには、Symantec、TransUnion Interactive、Intuit、Bloombergなど大手も名を連ねている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。