2024年5月8日21:58
JR東日本は、訪日外国人にJR東日本の新幹線や特急列車をスムーズに利用してもらうため、チケッティングサービスを拡充し、利便性を向上させると発表した。
「Welcome Suica Mobile」アプリを2025 年春にリリース(英語対応)。窓口や券売機に立ち寄ることなく、入国前のアプリ操作のみで Suica 発行やチャージなどができ、入国後スムーズに鉄道をはじめとした交通機関や買い物に利用できるようにする。iPhone、Apple Watch が対象となり、SF 有効期間は発行日から 180 日間となる。
アプリの券面デザインは、カードタイプの Welcome Suica と同様に「紅白」を基調にして、「桜」で日本地図をかたどり全国で使用できるサービスを表現した。また、カード背景に「つながり」を意味する「七宝」を描いた上に、「良縁」「魔除け」などを意味する複数の和柄(伝統文様)を金色で華やかに描くことで、日本滞在中の「安全」と「人や文化との良き 会い」があるようにと願いを込めたデザインとしたそうだ。
2024年夏には、「JR EAST Rail PASS Search」をリリースする。従来は移動の行程に合う鉄道パスを調べる必要があったが、JR 東日本の多言語ウェブサイトより移動の行程・目的地を入力することで、行程などに合わせたJR東日本エリアの鉄道パスを案内するそうだ。
なお、2026 年春を目標に、「Welcome Suica Mobile」と「JR-EAST Train Reservation」を連携し、JR東日本の新幹線や在来線の指定席も入国前に購入し、チケットレスで利用できるように開発を進めていく。なお、「JR-EAST Train Reservation」は、JR 東日本の運営する訪日外国人向けにきっぷや鉄道パスを発売するウェブサイトとなる。
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ペイメントナビ編集部
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