2024年8月8日13:30
PayPayカードとPayPayは、2024年8月7日より PayPayカードが発行するクレジットカード「PayPayカード(PayPayカード ゴールドを含む)」が複数枚発行可能にした。これまでカード発行は、原則1枚のみだったが、異なる国際決済ネットワーク(Visa、MasterCard、JCB)の「PayPayカード」を複数枚発行可能とすることで、使える店舗が広がったり、利用シーンに合わせてカードを使い分けできるなどメリットがある。利用者は、「PayPayカード」3枚(Visa、MasterCard、JCBそれぞれ1枚ずつ)、「PayPayカード ゴールド」1枚(Visa、MasterCard、JCBのうちから1枚のみ)で最大4枚発行可能だ。また、PayPayアプリに複数枚のカードを登録した場合、使い分けをしやすくするために、それぞれのカードに任意の名称を設定できるようになった。
なお、複数枚のカードが発行できるようになったことで、「PayPayカード」から「PayPayカード ゴールド」へのアップグレードは不可となり、追加で申し込みが必要だ。
「PayPayカード」は、キャッシュレス決済サービス「PayPay」に登録して支払い方法として利用することで、当月の決済分を翌月のカード請求とまとめて支払える「PayPayクレジット」の提供をはじめとして「PayPay」との連携が進んでいるという。2024年3月にはクレジット加盟店での「PayPayカード」の利用もPayPayアプリの「取引履歴」からリアルタイムに確認可能にするなど、「PayPay」を介した利用、プラスチックカードの利用双方の利便性を向上させ、有効会員数は1,200万人(2024年6月末時点)を突破した。ユーザーの要望も多様化しており、「用途に合わせて使い分けたい」や「異なるブランドのカードを追加で持ちたい」という声にお応えることでさらなる顧客満足度の向上を図るという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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