ANA Payのキャッシュとマイルの残高が1つに統合(ANA X)

2025年1月29日6:56

ANA Xは、ANA のマイルが貯まる、使える「ANA Pay」において、これまでの「ANA Payキャッシュ」と「ANA Payマイル」の2つに分かれていた残高を、2025年1月28日より1つに統合すると発表した。

「ANA Payキャッシュ」と「ANA Payマイル」の2つの残高を、「ANA Pay残高」として1つに統合(ANA X)

クレジットカードや銀行口座などからのチャージと、マイルからのチャージを合算した金額で決済が可能になり、これまで以上にマイルの使い勝手が向上し、日常生活で少額のマイルを利用しやすい環境を提供するそうだ。

「ANA Pay」は、ANAマイレージクラブ アプリで利用できるスマートフォン決済サービスだ。好きな方法でチャージして買い物を「ANA Pay」でお支払うと、1会計200円決済ごとに1マイル貯まり、飛行機だけでなく毎日の生活の中でマイルを貯めることができる。また、手持ちのマイルを1マイル1円相当としてチャージでき、日々の買い物に使える決済サービスだ。

具体的に、これまでは、1,000マイルを「ANA Payマイル残高」へチャージした場合、1,000円以内の買い物しかできなかったが、今後はクレジットカードなど、他のチャージ手段からの金額と合算して決済することが可能だ。そのため、クレジットカードで1,000円チャージ、ANAのマイルから1,000マイルチャージした場合は、2,000円分の買い物をすることが可能となる。有効期限が迫っているANAのマイルも「ANA Pay」へチャージすれば、失効させることなくより便利に利用できる。

さらに、ANAのマイルから「ANA Pay」へのチャージ分については、「200円支払いごとに1マイル積算」の対象外だったたが、今後はマイルからのチャージ分の決済についても積算されるようになる。連動して、プレミアムステイタス獲得条件において、ANAのマイルからチャージした分も含めすべての決済額が対象だ。

なお、すでにANA Payを利用しており、「ANA Payマイル残高」に残高が残っている人につきましては、「ANA Payマイル残高」に残っている金額を、統合後の「ANA Pay残高」へ移行手続きが必要となる。

 ANAグループは、航空や旅行といった「非日常」に加え、日常生活をマイルと結びつけた「マイルで生活できる世界」の実現に向け、顧客それぞれの生活シーンにあったマイルサービスの提供に取り組んでいる。その中で、利用者が「ANA Pay」でマイルを貯めるため、また手持ちのマイルを使うために日常の中でご利用いただき、経済圏の活性化、拡大に多くの影響をもたらしているそうだ。また、特徴として、20~30代の人が「ANA Pay」をきっかけにANAマイレージクラブ会員に入会している。

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ペイメントナビ編集部

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