2026年10月14日14:24(JST)
【日本】インフキュリオン(日本・東京)は、三井住友カードと提供しているBtoB決済サービス「請求書カード払い Powered by Winvoice」において、AIエージェントとの連携を実現する標準規格「MCP(Model Context Protocol)」に対応を開始した。これにより、同サービス利用者は、日々の請求書関連業務をAIエージェントとの対話で実行できるようになるそうだ。

「請求書カード払い Powered by Winvoice」を利用する事業者は、受領した請求書の支払い方法を、銀行振込から支払者が既に持っているカードでの支払いに切り替えることができる。「請求書カード払い Powered by Winvoice」は、インフキュリオンが提供する請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を基盤として構築されたBtoB決済サービスであり、三井住友カードを取次パートナーとして、同社の顧客向けに提供している。
インフキュリオンは2026年6月、請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」のMCP対応を発表し、グループ会社であるリンク・プロセシングが提供する「LP請求書カード払い」の利用者への提供を開始するとともに、今後パートナー企業へ順次展開していく方針を明らかにしていた。その第一弾として、三井住友カードと提供している「請求書カード払い Powered by Winvoice」において、MCP対応を開始した。
具体的な特徴として、利用者がAIエージェントを同サービスの「リモートMCPサーバー」に接続させることで、請求書のアップロードや支払予約の申請、支払状況の確認といった業務を、AIエージェントとの対話のみで進められるようになり、入力の手間を大幅に削減するという。また、支払いの最終承認は引き続きWinvoiceの画面で利用者が行う設計としている。
「請求書カード払い Powered by Winvoice」が提供するMCP対応は、クラウド上で稼働する「リモートMCPサーバー」の仕組みを採用している。利用者が自身のパソコンに専用プログラムのダウンロードや、専門的なシステム環境構築を行う必要がないため、中小企業の経営者や経理担当者等、非エンジニアであるユーザーであっても、自身が利用するAIにリモートMCPサーバーのURLを設定するだけで利用を開始できる。
同じくMCPに対応している他社の会計ソフトや経費精算サービス等を、利用者が自身のAIエージェントをハブとして同時に接続することで、AIエージェントを介した安全なデータの横断利用が技術的に可能になる。例えば、AIエージェントが、接続された会計サービス等から「未払いの請求書情報」や「現預金残高」等のデータを読み取って可視化し、将来的な資金ショートのリスクを検知した際、不足金額を「請求書カード払い Powered by Winvoice」での支払いに切り替えるプランを利用者へ提案する、といった高度なユースケースも、MCPというオープンな共通規格を介することで実現可能となるそうだ。(paymentnavi 編集チーム)















