2026年11月5日16:36(JST)
【日本】双日テックイノベーション(旧日商エレクトロニクス、以下 STech I、日本・東京)は、Mastercardが提供するAPIと連携したクレジットカード発行会社向けのチャージバック業務※自動化SaaS「Natic CaFPS(Card Fraud Processing Service)」の提供を、2026年9月1日より開始した。

「Natic CaFPS」は、カード不正検知後に発生するチャージバック業務の効率化を支援するSaaSだ。
STech Iは2025年12月にMastercardとSolution Partner Agreementを締結し、同社が提供するAPIを活用した決済業務の効率化・高度化に取り組んできた。
「Natic CaFPS」は、クレジットカード発行会社を対象とした、カードの不正利用が発生した際の取引の取り消しや返金などを行う、チャージバック業務を自動化するサービスだ。PCI DSSに準拠したクラウドサービスとして、チャージバックの申請から結果確認までの一連の業務を一つのシステム上で支援する。
同サービスは、国際ブランドAPIと連携し、チャージバックの申請から異議申し立て(プレアービトレーション、アービトレーション)などの対応、結果確認までを一元的に管理する。複数システムを利用した手入力を削減し、業務の効率化を支援するという。
また、不正利用の状況や加盟店、金額など、あらかじめ設定した条件に基づき、次に行う処理や担当者への割振を自動化する。担当者による判断のばらつきを抑え、業務の標準化を支援するという。
さらに、明細リストと案件情報を自動で照合し、結果をリスト化する。複数システム間の目視確認や手入力による突合作業を効率化する。
加えて、国際的なセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠したクラウドサービスとして、専用線を敷設せずインターネット経由で利用できる構成を備えている。ワンタイムパスワードによる二要素認証やIPアドレスのホワイトリスト登録などにより、カード会社の業務で求められるセキュリティに配慮した環境での利用を支援するそうだ。
なお、導入前には業務アセスメントを実施し、現行業務の分析やボトルネックの特定、解決策の提示、費用対効果の明確化を支援する。システム導入にとどまらず、業務改善や導入後の運用まで支援することで、継続的な業務効率化につなげる。
「Natic CaFPS」の活用により、カード会社におけるチャージバック業務の手作業や複数システム間の照合作業を削減し、業務状況の可視化、期日管理、判断基準の標準化を支援する。これにより、チャージバック業務における担当者の負荷を軽減するとともに、対応漏れや期限超過のリスク抑制につなげる。(paymentnavi 編集チーム)












