2012年1月13日9:00
インターネット上のビジネスが拡大するなか、米国から海外への一括送金が増えている。
アフィリエイト広告主への支払い、ダイレクトセリングのコミッション支払い、調査協力費の支払いなど、いままでにない送金先が増えているのだ。
PayPalのクロスボーダー取引は2008年から2010年まで年率26%と急伸。2013年には400億ドルから450億ドルの取扱高になると予測している。
そんななか、PayPalはクロスボーダーの一括支払手数料の値上げを発表した。
いままでは、1人の受け手に対し、受取高の2%を徴求していた。上限は1ドルか、外貨で1ドル相当分。
2012年1月24日からは、2%は据え置きだが、上限を20.00ドルに引上げる。思い切った値上げだ。
米国内の送金は無料。海外送金手数料で無料分のマイナスをカバーし、さらに収益アップを狙っている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。