2012年1月24日9:00
JPモルガンチェイスの第4四半期の実績が発表された。カードサービス部門の取扱高は好調で、前年同期比9%アップ、910億ドルだった。
昨年同期の伸びが7%だったことを考えれば、リーマンショック以降かなり回復していることがわかる。
さらに買収した流通系ハウスカードKohl’sのポートフォリオをのぞけば、取扱高は14%も伸びている。
残高収益率は11.64%で、前年同期の11.78%からはやや減少した。最終利益は前年同期比32%ダウンの11億ドルだった。
アクワイアリングビジネスはどうか。子会社のチェイスペイメンテックの取扱高は前年同期比20%もアップ、1,526億ドルだった。四半期で12兆円というのはすごい。
取扱件数も前年同期比21%増。68億件だった。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。