2012年2月1日11:23
三井住友カードは、2012年1月31日~9月30日まで、ジェイティービー(JTB)の訪問販売用モバイル決済端末としてスマートフォンを用いたクレジットカード決済ソリューションの実証実験を行うと発表した。
今回の実証実験では、スマートフォンをクレジットカード決済端末として利用することにより、訪問先でのセキュアな環境でのクレジットカード決済が可能になるとともに、JTBグループを利用するユーザーの利便性向上につなげていくことを検証する。
今回実証実験を行う決済サービスは、スマートフォンに装着したカードリーダーでクレジットカード情報を読み取り、リンク・プロセシングが提供するクレジットカード決済アプリ「Anywhere」を操作して決済処理を行う。現状、Anywhereは、iPhone、iPodTouchに対応しているが、今後Android OS搭載スマートフォンにも対応する予定であるという。
三井住友カードは、同実証実験で、クレジット決済市場におけるスマートフォンを活用した決済端末のニーズや運用面などを幅広く検証し、スマートフォンを用いたクレジットカード決済ソリューションの本格導入に向けて、積極的な取り組みを行っていく。また、今後はスマートフォンだけではなく、業務ニーズと決済を連動させたタブレット型端末の活用など、新たな決済ビジネスを創造し、あらゆる決済シーンに柔軟に対応できる決済サービスを検討する方針だ。