非接触型ICキーホルダーを利用した新決済サービス「Shell EasyPay」を開始(昭和シェル石油)

2012年3月16日17:21

昭和シェル石油は、2012年4月から、非接触型ICキーホルダーを利用した新決済サービス「Shell EasyPay(シェル イージーペイ)」を開始すると発表した。

Shell EasyPayの利用イメージ(出典:昭和シェル石油のサービス概要紹介サイト)

Shell EasyPayは、クレジットカードホルダーを対象とした、非接触ICチップを内蔵したキーホルダーによる新決済サービスである。サービス申し込み、登録手数料、キーホルダー費用および年会費は無料となる。

会員は、申し込み用紙に記入することなく、SS店頭の専用端末から必要情報を登録でき、即時にキーホルダーを発行することができるという。また、店頭での利用については、キーホルダーを計量機にかざすだけで、あらかじめ登録した「お客様番号」や、好みの油種・給油方法(満タンなど)の情報を読み取る。読み取った「お客様番号」を情報処理センターで変換し、クレジットカード会社から承認番号をもらうことで瞬時に決済が行われるという。また同時に油種・給油方法から注文内容を計量機に自動セット。これにより、顧客がクレジットカードを取り出して機械に読み込ませるというわずらわしさを軽減するとともに、注文内容を設定する手間を省略することで、スピーディーな給油が可能となる。

同社はShell EasyPayのサービスを、開始当初は系列サービスステーション約3,800店のうち、セルフサービスステーション(約700店)に展開する。また、各種の販促キャンぺーンを実施する。

なお、クレジットカード番号等個人情報に該当するものについては、クレジットカードの国際的なセキュリティ基準を満たす情報処理センターに、安全に保管されるという。

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