2012年11月7日19:37
三菱UFJニコスはこのほど、東京急行電鉄の宅配サービス「東急ベル」の代金収納に、クレジットカード払い・口座振替に一括対応する「EC決済ソリューション」を導入することで合意し、2012年10月25日から取り扱いを開始したと発表した。
三菱UFJニコスのEC決済ソリューションは、通信販売のカード決済やコンビニ収納など、計7つの決済メニューの中から、加盟店が好みのメニューを選んで導入できる総合決済システムである。加盟店の販売方法や受注形態、システム環境に対応し、決済メニューを加盟店管理画面で一元管理できることが特徴となっており、導入先は大手企業から専門店まで約1万6,500社に至る。
東急ベルは2012年6月にスタート。高齢者や子育て中の主婦層が専用カタログやWebサイトから、食料品などの宅配を申し込めるサービスとなる。同サービスは、東急百貨店などグループ各社から受託した商品群で構成されている。
今回、東急ベル本格展開の第一弾となる、デパ地下グルメの通販ショップ「東急百貨店フードダイレクト/リカーダイレクト」の開設にあたり、顧客の支払い方法の拡充を目的に、同社システムの導入に至った。これにより顧客は、専用カタログやWebサイトから商品を購入する際に、東急カード「TOP&カード」での支払い、代金引換のほか、Visa・MasterCardブランドなどのクレジットカード払い、金融機関口座からの自動引き落としが選択可能となる。