2013年10月23日9:00
米国の若年層の購買行動に変化があらわれている。大手ファッションチェーンではなく、地域のスモールビジネスファッション店で買う傾向が強くなっているのだ。
Amexのスモールマーチャント利用調査によると、この3連続四半期で、スモールファッション店でのカード利用が、全ファッションカテゴリー平均を上回っている。
例えば、2013年第2四半期。すべてのファッションカテゴリーのカード利用は、前年同期比3%の伸び。これに対し、スモールファッション店でのカード利用は5%の伸びになっている。
2013年第2四半期の専門店での伸びが大きかった都市は、ニューヨーク8%とロサンゼルス7%だった。
いままでスモールビジネスでの購入には、ブランド力が必要だった。が、ソーシャルメディアの浸透でブランドがないスモールビジネスも注目されるようになったのがその要因だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。