2013年12月1日9:00
ロイヤルティプログラムは、本当にロイヤルティの高い顧客の育成になっているのだろうか。分析ソリューションのSASが英国消費者を調査した。
最低1枚のロイヤルティカードをもっている英国消費者の比率は、95%という高い数字になった。日常的にロイヤルティカードを使っている人は88%。ロイヤルティプログラムがないところには行かない、と答えた人は41%もいた。
ロイヤルティプログラムを提供している大手小売は、テスコ、ブーツ、マークス&スペンサー、そしてセインズベリーだ。これらの会社に対し、消費者は最も高い共感度をしめした。
共感度トップはテスコで、1,600万人の稼動客がいる。ロイヤルティカードの利用情報を活用し、パーソナルな特典を提供することによって、ロイヤルティを高めている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。