2013年12月7日9:00
ウォルマートのプリペイドカード「マネーカード(MoneyCard)」は、いままでGEキャピタルが発行し、グリーンドットがプログラムマネジャーとしてウォルマートに提供していた。
GEは金融部門のリストラを進めているが、その一環としてウォルマートのプリペイドカードをグリーンドットに売却することになった。しかし、その処理にはFEBの承認がいる。
GEの保有するプリペイドカードの前受金は2.76億ドル。その移行に対し、2013年11月22日FRBから承認がおりた。グリーンドットの子会社であるグリーンドットバンクに預かり金が移行される。
プリペイドカードのプログラムマネジャーから米国初のプリカ上場企業となり、銀行を買収。ユニークなモバイルバンキングサービスを立ち上げ、最大の取引チャネルであるウォルマートとの関係も強化した。グリーンドットは手堅く、前進しつづけている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。