2014年2月25日5:57
KDDI、中華電信(台湾)、Hong Kong Telecommunication(香港)およびSK Planet(韓国)は、携帯通信事業者の世界的な業界団体であるGSMA賛同のもと、ISO(国際標準化機構)で規定された国際標準の近接型無線通信方式「モバイルNFC」対応サービスの普及・拡大を目的として、2014年2月25日、「ASIA NFCアライアンス」を設立したと発表した。
同アライアンスは、アジア圏内において利用者が国内外問わず気軽に「モバイルNFC」サービスを利用できるよう、「NFCタグ仕様」、「共通ブランドマーク」および「NFCプラットフォーム」の共通化などを共同で検討し、「モバイルNFC」の普及・拡大に向けた課題解決に取り組むという。
また、今後、GSMAの協力のもと、海外の通信事業者間における連携を強化することで、世界各国の「モバイルNFC」対応サービスの仕様標準化を実現し、国内外のサービスプロバイダがより簡易に「モバイルNFC」を活用したサービスの開発および提供が可能な環境を整備するそうだ。
これにより、アジア圏内におけるモバイルNFC対応サービスの相互利用だけでなく、世界各国での普及に向けた取り組みを促進できるという。