ヤマダ電機に「PayPal Here」を試験導入、顔パス支払も可能に(ペイパル)

2014年4月1日10:05

日本PayPalおよびPayPal Pte. Ltd.(以下ペイパル)は、このほどヤマダ電機が運営する「ヤマダ電機 LABI渋谷」にて、ペイパルが提供するモバイル決済ソリューション「PayPal Here」を導入し、2014年4月3日~4月30日の期間、「ペイパル チェックイン支払い」のテストマーケティングを開始すると発表した。

「ペイパル チェックイン支払い」は、スマートフォンに無料アプリ「PayPal」をダウンロードし、ペイパルアカウントでログインするだけで、現金やクレジットカードがなくても、ショッピングができるサービスとなる。「ペイパル チェックイン支払い」利用者(買い手)は、アプリ「PayPal」を使って氏名と顔写真を来店前にお店側へ通知し、会計時に「ペイパルで払います」と伝えるだけで、財布を出すことなく顔パスのような感覚で買い物することができる。

同テストマーケティングでは、「ヤマダ電機LABI渋谷」の3階にPayPal Hereを導入したペイパル専用レジを設置し、「ペイパル チェックイン支払い」利用者を対象にキャンペーンを実施。同キャンペーンの特典として、3階(パソコン、パソコンサプライフロア)の全商品を対象に、「ペイパル チェックイン支払い」による買い物1,000円(税抜)ごとにヤマダポイントを 100 ポイントプレゼントする。

なお、キャンペーン期間中は、3階の同ペイパル専用レジにて、ペイパルアカウント登録やアプリ利用方法などの顧客サポートを行う。

ヤマダ電機は、PayPal Here導入および 「ペイパル チェックイン支払い」のテストマーケティングを、顧客満足度および店頭会計における利便性向上を目的とした取り組みの一環としてだけでなく、オムニチャネルコマースの実現に向けた第一歩として位置づけ、ペイパルの決済ソリューションをオンラインショッピングサイトと国内全店舗に導入することも検討していくそうだ。

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