2010年8月5日 14:22
ローソンは北海道エリアで8月3日から、顧客自身で商品のバーコードを機械で読み取り精算するセルフレジを、札幌大通西十丁目店から順次導入する。全国では今年度中に51店舗への導入を予定しているという。
これまでローソンは、一部店舗でセルフレジの導入実験を行ってきた。この結果、朝や昼の混雑緩和の効果があり、サービスの向上に役立つことがわかったという。顧客はレジの混雑状況や購入される商品により、セルフレジと有人レジを自由に選ぶことができる。
今回導入するセルフレジでは、CVSで初めて多種類のカードを利用した決済が可能となった。実験店舗の検証では、全取引のうち30%以上の顧客が、クレジット、ポイント、電子マネーで決済している。また、有人レジの混雑時にカード利用の顧客がセルフレジを利用することで、レジ決済が短時間で済み有人レジを利用の顧客の混雑も、セルフレジ導入以前と比較して20%程度緩和されることがわかったという。
今後は、一日あたりの売り上げ、ピーク時の来店客数、決済時のカード使用率、店舗の広さなどを加味して、導入店舗を決定する。