2014年9月3日9:00
小額決済はどうしても現金支払いが多くなる。これは世界共通の悩みだ。米国でも同様。25ドル以下の60%が現金支払いだ。
額が多くなるほど現金比率が減少し、デビットカードやクレジットカードの利用が増える。9ドルまでの購入は現金がカードより多い。現金利用の平均購買金額は14ドルだ。
2000年と2012年を比較すると、デビットとクレジットカードの合計トランザクション件数は240億件から730億件に伸びている。3倍だ。
にもかかわらず、現金のトランザクション件数は減っていない。英国では小額決済を減らすために、プリペイドやモバイル決済、非接触決済を推進している。米国では小額決済にどう対応するのだろうか。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。