2014年10月11日9:00
英国銀行バークレイズのモバイルアプリ利用がすごい。支店窓口への行く回数は月間2回弱だが、モバイルアプリの利用は月26回。ほぼ毎日使っている。
バークレイズでは、2つのモバイルアプリを提供している。ひとつはモバイルバンキング、もうひとつは個人間送金のピングイット(Pingit)だ。いずれも2012年にスタート。
これらのダウンロード件数は500万件を超えている。毎週のアクセス件数は1,750万件。2014年7月から8月の1カ月間の取扱高は40億ポンド(約7,120億円)。毎秒1,500ポンド(27万円)が利用されているという計算だ。
口座残高の照会や利用明細の確認だけでモバイルアプリを月26回も使わない。ピングイットの個人間送金を利用して、請求書支払いやショッピング、有人への返済、チャリティなどに利用している。ピングイットはバークレイズ口座がなくても使えるのが人気となっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。