2014年10月17日9:00
銀行のオムニチャネル化が進んでいる。シティバンクは最新のフラグシップ支店をサンフランシスコにオープンした。
広さは6,400スクエアフット。サンフランシスコの金融街で、シティの金融商品とサービスすべてを提供するスマートバンキングを提供する。
シティにとってサンフランシスコは、鍵となる市場。そこでオンラインとモバイルのサービスを提供し、支店との連携を進化する。
新支店の目的は、サンフランシスコの多様な顧客にプレミアムでパーソナルなサービスを提供することだ。支店にはタッチスクリーンのテレビとオンラインキオスクを設置。有人対応として、フィナンシャルアドバイザーと住宅ローンのコンサルタントを配置している。
多言語に対応するのも特徴。英語はもちろん、アラビア語、広東語、グルジア語、インドネシア語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、ロシア語、タガログ語など13カ国の言語を話せるスタッフをそろえた。残念ながら日本語が話せるスタッフはいない。日本の存在感がサンフランシスコでは低いのだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。