2015年3月18日8:47
TIプランニング ペイメントナビ編集部は、2015年3月12日に「ペイメントカードセキュリティフォーラム2015」を開催した。本セミナーは、カード会員情報を保持する企業(加盟店、サービスプロバイダ)に参加対象を絞ったが、定員の150名を超える申し込みがあった。
同セミナーは国際ブランドのVisa、MasterCardの取り組み、スマートフォン決済事業者のロイヤルゲートのセキュリティ対策、東武百貨店のEMV IC化への対応状況、ゴルフダイジェスト・オンラインのトークナイゼーション対応の状況などについての講演が行われた。
また、協賛企業のタレスが、モバイル決済におけるカード発行・運用企業側の負担を軽減する新しいセキュリティ手法「ホストカードエミュレーション」(HCE)について解説。日本ヒューレット・パッカードがグローバルにおける決済セキュリティのソリューション「HP Atalla」を紹介した。日本NCRは、セキュリティに配慮したペイメントソリューションについて説明した。
今回のセミナーでは、アンケートも実施したが、1人だけが「やや不満」で、残りの参加者はすべて「満足」「やや満足」となっており、過去のセミナーと比べても非常に高い満足を得たセミナーとなった。
「ペイメントカードセキュリティフォーラム」は今回で3度目の開催となったが、参加条件を厳しく設定する中で毎回定員を上回る申し込みがあるなど、カードセキュリティの一大イベントとして定着しつつある。
なお、セミナーの採録記事は後日、ペイメントナビなどで紹介する予定となっている。また、参加者で特定の条件を満たした人は「カード決済セキュリティの仕組み」電子版をプレゼント。電子版は以下のサイトからダウンロード可能だ。