2015年11月26日22:49
大和ネクスト銀行とマネーパートナーズは、国際ブランドを付した提携プリペイドカードの発行を行うことで合意した。
日本における家計の外貨預金をはじめとする外貨建資産は42.6兆円(出典:資金循環統計 2015 年第2四半期)で、その額は年々増加傾向にある。従来、外貨建資産の保有は資産を「貯める」「増やす」ことが主たる目的で、金融機関の提供する個人向けサービスもそれらに焦点をあてていたが、外貨建資産の増加に伴って、「渡航の際は外貨を外貨のままで利用したい」というニーズが高まってきているという。
マネーパートナーズは、2014年9月より1枚のカードに米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルの5通貨をチャージして海外のMasterCard加盟店や提携ATMで利用することのできるマルチカレンシーのプリペイドカード「マネパカード」を発行している。
大和ネクスト銀行は、この「マネパカード」の機能とサービスを活用して、外貨預金口座利用者を対象にした提携プリペイドカードを発行する。これにより、外貨預金口座にある外貨を提携プリペイドカードにチャージして海外旅行や出張の際等に利用できるようになる。