2016年3月2日22:00
三菱UFJニコスはこのほど、三菱商事都市開発と提携し。同社が2016年3月4日に開業する商業施設「MARINE&WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)」に、訪日外国人向けの外貨建てによるカード決済サービス「DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済サービス」導入を決め、開業と同時に各テナントで取り扱いが開始となると発表した。
「MARINE&WALK YOKOHAMA」は、レストランやカフェ、衣料品、雑貨店など、25店舗が出店している。同社は著しく増加している訪日外国人へのサービス拡充に注力しており、このほど同施設のテナントに外貨建て決済サービス導入を決定した。
「DCC決済サービス」は、日本国内において海外発行カード(VisaとMasterCard)による外貨建てでの決済を可能とする仕組みで、三菱UFJニコス運用のクラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」導入加盟店で利用可能だ。これにより、訪日外国人は店頭で「自国通貨建て」での支払いを選べば、為替変動を心配することなく、支払い金額を確定できる。なお、対応通貨は、米ドル、韓国ウォン、豪ドル、台湾ドル、ユーロ、香港ドル、シンガポール・ドル、英ポンド、タイ・バーツ、カナダ・ドル、マレーシア・リンギット、ベトナム・ドン、ロシア・ルーブル、スイス・フラン、インド・ルピー、フィリピン・ペソ、インドネシア・ルピア、スウェーデン・クローナ、UAE・ディルハムの19通貨となっている。