2016年12月13日19:29
freeeと、PayPal Pte. Ltd.は、業務提携を開始すると発表した。API による両サービスの連携の他にも、freeeのサービス利用料の決済にペイパルを導入するなど、両社の連携を強化し、スモールビジネス向けの支援を行う。さらに、今後は共同プロモーションも展開し、双方のサービス利用促進を図っていくという。
具体的には、今回のAPI連携により、「クラウド会計ソフト freee」にペイパルのログイン ID/パスワードを保存することなく、ペイパル上での入出金データを自動で同期することができるようになる。これにより、飲食や小売などの事業者や EC サイト販売事業者は、データ入力等の作業をすることなく、決済情報を自動で会計データとして登録することで、バックオフィス業務の効率化が可能だ。
また、2017年2月から、freee が提供するサービスの決済手段にペイパルを導入。さらに、freeeの利用料金にペイパル決済を選択した人向けに、freeeのサービスを優遇提供するキャンペーンの実施など、今後、両社のサービス認知獲得、利用促進を狙った共同マーケティングを展開する。
両社では今後、さらなる連携を強化し、freeeの請求機能とペイパルの決済機能とを連携させるサービスの検討も進めている。