2017年6月7日9:00
インドのモバイル決済サービスPaytmが銀行になった。これまでPaytmはOne97 Communicationが運用していたが、すべてを決済に特化した銀行(Paytm Payments Bank)に移管する。
決済に特化しているため、自らは融資や投信の販売はできない。よって、預金はインド国債にすべて投資し、運用益を確保するというビジネスモデルだ。
利用者からは手数料をとらない。決済手数料は無料。口座維持費も無料。バーチャルデビットカードも無料である。
利益の源泉は、国債の運用益のみ。自国の発展に寄与するための国債を買う。その志が美しい。日本のメガバンクにもみならってほしいものだ。