2017年7月6日18:49
九州カードとNTTデータは、共同で福岡県福岡市博多区を拠点とする決済代行会社「Jペイメントサービス株式会社」を2017年7月6日に設立した。資本金は1億円で、出資比率は九州カード75%、NTTデータ25%となる。
Jペイメントサービスは、Visa、Mastercard、JCB等国際ブランドのクレジットカード決済に対応した各アクワイアラと包括代理加盟店契約を締結し、加盟店に対して日本国内で利用可能なすべてのクレジットカードブランドによる決済手段を一括して提供する。これにより加盟店はJペイメントサービスと契約することで、これまで店舗で取り扱うクレジットカードブランドに応じて必要だった複数のアクワイアラとの契約が一本化されるため、契約手続きや入金管理をより効率的に行うことが可能となる。
今後電子マネー決済への対応や、NTTデータの持つ加盟店向け販促ソリューションをサービスメニューに追加し、決済代行サービスのみならず加盟店にとってメリットのあるサービスを拡充していくという。
九州カードは、決済サービスの拡充が九州・山口・沖縄地区の経済活性化にとって重要な役割を担うと捉え、またNTTデータは、34年にわたって提供を続けているクレジットカードネットワーク「CAFIS」を活用した、加盟店向けのさまざまな決済関連サービスの提供を加速させるため、決済代行会社を設立することとなった。