2017年10月2日8:30
楽天および楽天グループ各社は、2017年9月27日、国内外のキーパーソンがFinTechの現状や未来について語る「Rakuten FINTECH CONFERENCE 2017」をホテルニューオータニ東京「鶴の間」で開催した。
開会挨拶を行った楽天 代表取締役副会長執行役員 穂坂 雅之氏によると、楽天がFinTech(フィンテック)関連のカンファレンスを開催するのは今回で3回目となるそうだ。過去2回のカンファレンスも非常に好評だったというが、3回目となる今回は、業界の有識者や起業家を招致し、実践期に入ったFinTechが実サービスとして如何に定着していくのかなど、世界規模で起きているFinTechの最前線を紐解くことが目的となった。
穂坂氏は、「国内外より豪華なスピーカーを招いて、最新のトピックを議論する、大規模なカンファレンスを開催することは、楽天のFinTechを醸成する上でも重要な機会であると考えています」と語った。
楽天では、FinTech事業として、楽天カード、楽天証券、楽天銀行、楽天生命の事業を展開。また、モバイル決済サービス「楽天Pay」や電子マネー事業の「楽天Edy」のサービスを提供しているが、創業時よりインターネットをフルに活用してFinTechによる新たな価値創造を目指してきたそうだ。
さらに、世界中のスタートアップへの投資と投資先への支援を行う、楽天グループのコーポレートベンチャーキャピタルである楽天キャピタルを通じて、ベンチャー投資を強化しているという。