2018 年1月9日10:13
ダイナミクス(Dynamics Inc.)は、グローバルなカードブランド、カード発行会社、決済ネットワーク、および通信事業者と連携し、米国時間の2018年1月8日、電源付きのペイメントカード「Wallet Card(ウォレットカード)」を発表した(CESの発表資料)。
グローバルな決済ネットワークとして、Visa、Mastercard、およびJCB、グローバルな銀行やカードイシュアとして、三井住友カード(日本)、エミレーツNBD(UAE)、IndusInd(インド)、CIBC(カナダ)、グローバルキャリアとして、Softbank / Sprintといった企業が含まれている。
Dynamicsのウォレットカードは、ラスベガスで1月9日から12日に開催されるCES 2018でブース展示。また、CESにて、Cybersecurity部門でBest of innovation awardと3つのInnovation honaree awardをウォレットカードとウォレットカードコンソーシアムのメンバーが受賞した。CESの歴史の中で初めて、決済コンソーシアムがコンシューマーエレクトロニクス業界で最も権威のある賞を受賞したという。
消費者がウォレットカードを使用すると、消費者はボタンをタップして、1つのカードでデビットカード、クレジットカード、プリペイドカード、複数通貨カード、ワンタイムカード、ロイヤルティカードにアクセス可能だ。
仮にデータの漏洩が加盟店で発生した場合、銀行は侵害されたカード口座番号を直ちに削除し、直ちに新しい口座番号に置き換えることができる。また、消費者はカードをダウンロードすることで、即座に財布を復元することが可能だ。
さらに、銀行(イシュア)は小売店やイベント、飛行機など、さまざまなシーンでウォレットカードを配布することができ、消費者はすぐにカードを有効にすることができる。