2018年3月12日21:13
テモナは、2018年4月2日より、通販事業者向けの次世代サブスクリプションシステム「たまごリピートNext」の販売を開始すると発表した。同サービスは、2009年に発売を開始した、「たまごリピート」の後継版となる。
「たまごリピートNext」は、サブスクリプションコマースに特化したクラウド型通販システムとなる。定期購入、頒布会、ステップメール、ページ一体型購入フォーム、電話受注システムなどサブスクリプションコマースに必要となる管理業務に対応している。
月商1,000万円を目指すスタートアップの通販事業者向けの「スタンダードプラン」が初期費用6万9,800円、月額4万9,800円、月商1,000万円を超えた通販事業者向けの「プレミアムプラン」が初期費用9万9,800円、月額7万9,800円、月商1億円以上の大規模通販事業者向けの「エキスパートプラン」が初期費用29万8,000円~、月額13万9,800円~となっている。
「たまごリピート」は2009年9月にEC業界初の定期購入専用のクラウド型通販システムとして発売を開始し、効率的かつ安価に定期通販が行えるサービスとして、美容健康商材を取り扱う通販事業者を中心に1,000社以上に導入されているという。同社では、順次システムをアップデートしてきたが、システム設計上の都合により対応できないこともあったそうだ。
そこで、従来の「たまごリピート」では対応できなかったさまざまな課題を解決するための新システムの開発を決定し、2年の歳月をかけて「たまごリピートNext」を開発したという。
具体的には、年商100億円以上の事業者にも耐えうる基本性能の向上、システムカスタマイズの実現、APIによる会計や物流など他社システムとの連携性向上、食品等さまざまな商材でのサブスクリプションコマースへの対応、といった点が強化された。
なお、同システムリリースに当たり、第一号ユーザーとして、虎ノ門ハムにシステムの提供を開始している。