2018年6月1日7:00
グリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通、チェッカーキャブ、東都自動車、日の丸自動車と、ソニー、ソニーペイメントサービスの9社は、ソニーが有する人工知能(AI)技術を活用した新たなタクシー関連サービス事業準備会社である「みんなのタクシー株式会社」を設立したと発表した。
新会社は、タクシーの配車サービスや需要予測サービスに関する事業のあり方を検討する準備会社であり、2018年度中のサービスの提供開始を目指し、事業会社に移行する予定だ。
現在、タクシー会社7社は計1万台を超えるタクシー車両を所有しており、都内を中心に移動サービスを提供している。ソニーは新会社に対してタクシーの需要予測などに向けたAI技術などを提供する予定だ。また、タクシー会社7社は、会社の枠を越えて配車サービスなどを活用することで、利用者が必要な時に必要な台数のタクシーを用意できるようにするなど、利便性向上を目指す。なおソニーペイメントサービスは、新会社に対して決済代行サービスを提供する予定だ。
ソニーペイメントサービス株式会社
ソニーペイメントサービスは、クレジットカード決済などの決済代行サービス、ネットワークサービスを提供し、2009年度には年間2億件超のデータ処理を取扱うなど、業界トップクラスの実績を誇っています。主要カード会社15社とダイレクトにネットワーク接続を行うことで、他社にはできないスピーディーで安定した処理を行い、更に、独自の認証機能を提供しています。また、PCI DSSなどセキュリティへの取組にも力を入れ、Eコマースの発展に貢献しています。