バーコードによるスマホ決済サービス「PayPay」提供開始(PayPay)

2018年10月5日17:24

ソフトバンクとヤフーの合弁会社であるPayPayは、2018年10月5日、バーコード(1次元バーコード、QRコード)を使った実店舗でのスマホ決済サービス「PayPay」の提供を開始した。

「PayPay」は、あらかじめ銀行口座からチャージした電子マネー(「PayPay」電子マネーまたは「Yahoo!マネー」)による支払いと、クレジットカードによる支払いの2種類を選択できることが特長のスマホ決済サービスとなる。また、バーコードの読み取り方式は、事業者側が掲示したQRコードをユーザーがアプリで読み取る「ユーザースキャン」方式と、ユーザーがアプリに表示したバーコード(1次元バーコード、QRコード)を事業者側がレジなどで読み取る「ストアスキャン」方式の2通りを提供する。

「PayPay」の提供開始にあたり、ユーザー向けの特典として、新規利用登録をしたすべての人に500円相当の「PayPay」電子マネーを進呈する。「PayPay」アプリをダウンロードし、電話番号による認証を行うだけで簡単に利用登録ができ、即時に500円相当の「PayPay」電子マネーを取得できる。

また、加盟店向けには、2021年9月末までの3年間、「ユーザースキャン」方式の決済手数料を無料とする。さらに、「Alipay」アクセプタンスマーク付きQRコード設置店での「Alipay」による決済(今秋提供開始予定)の手数料も、2019年9月末までの期間、無料とする。

なお、「PayPay」のサービス開始に伴い、現在ヤフーが提供している「Yahoo!ウォレット」のスマホ決済サービスは、近く提供を終了し、「Yahoo! JAPAN」アプリからも「PayPay」のサービスを利用できるようになる予定だ。

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