「キャッシュレスTech」等で注目の決済サービス・製品は?

2019年2月20日8:00

日本能率協会は、2019年2月19日~22日まで、東京ビッグサイト(東展示棟1~7ホール)において、「キャッシュレスTech」「HCJ国際ホテル・レストラン・ショー 」「インバウンドマーケットEXPO」といったイベントを開催している。

 

初開催となった「キャッシュレスTech」は、東7ホールで開催。日本キャッシュレス化協会とNIPPON Platformのブースでは、地域活性化などに向けた取り組みが紹介された。NIPPON Platformの「おみせ応援プロジェクト」では、繁盛をサポートするタブレットやサービスにより、中小個人商店等を応援することを目指している。また、タブレットを活用した「Amazon Pay」「pring」「d払い」「NETS」「WeChat Pay」といったスマートフォン決済サービスも紹介した。

ロイヤルゲートは、オールインワンマルチ決済端末「PAYGATE Station」をPRした。同端末は、さまざまな機能を一台に集約した端末だ。クレジットカード決済、 FeliCa系電子マネー、 「Visa のタッチ決済」といった非接触ICクレジット決済、 「d 払い」「LINE Pay」「楽天ペイ(アプリ決済)」「PayPay」「Origami Pay」等に代表されるQR/バーコード決済、 「Ponta」「dポイント」「楽天ポイントカード」等に代表される共通ポイントへの対応が可能となっている。同端末は、「PCI P2PEソリューションプロバイダー認定」を汎用のAndroid端末として初めて取得した。

TFペイメントサービスは、1 台でQR コード決済と電子マネー決済に対応するキャッシュレス決済端末「ThincaBridge NFC(シンカブリッジ エヌエフシー)」を展示した。同端末は今年の夏に販売を開始する予定で、シンクライアント型電子マネーに加え、「消費者提示型(コード支払い)」、「店舗提示型(読み取り支払い)」の決済サービスの両方式へ1台で対応する。今後は、マイナンバー(社会保障・税番号)制度における「マイナンバーカード(個人番号カード)」への対応も予定している。

ソニーペイメントサービスは、非対面の決済処理事業において、国内トップクラスの実績を誇る企業だ。同社では、マルチペイメントサービスを提供しており、クレジットカード決済やコンビニ決済、ID決済、Apple Payなど、さまざまな決済手段を一括導入、一元管理が可能だ。また、認証アシストサービスをはじめ、セキュリティを強化できるソリューションも提供している。

ビリングシステムは、スマートフォン決済アプリ「PayB」をPRした。「PayB」は、関西において電車広告も行った。「PayB払込票決済」では、コンビニ払込票に印字してあるバーコード等を読み込むだけで、事前に登録した銀行口座から支払いができる。また、ビリングシステムでは、「WeChat Pay」「Alipay」の決済サービスも提供している。

QRコード決済のスキャンデバイスとシステムサービスを提供する企業であるINSPIRYは、「INSPIRYスマートボックス(Smart Box)」といった決済端末を紹介した。

中日諏訪オプト電子 ファインフィットデザインカンパニーは、モバイルペイメント対応マルチ決済端末「FP-1」を紹介した。QR/バーコード決済サービス、NFC決済などモバイルペイメントに対応するとともに、ポイント・プリペイド電子マネーへの対応もできる。

ベスカは、グローバルな決済端末ベンダーである「Verifone(ベリフォン)」などの決済端末を展示。同端末は、寺岡精工、カシオ、ビジコムなどのPOSメーカーでも利用されている。また、同社はゲートウェイセンターとしてもサービスを展開している。

アルファノートは、免税処理対応のマルチ決済端末「A8」等を紹介した。同社では、中国のFujian LANDI社と独占販売契約を提携して、国内で決済端末を提供している。

TIプランニングのブースでは、毎年好評を得ている無料の啓蒙書「カード決済&リテールサービスの強化書」の告知、「キャッシュレスガイド2020」の配布を行った。「カード決済&リテールサービスの強化書」は3月5日から配布を開始するが、本展示会で名刺を提示すれば、送付パスを発行する特典がある。

3月5日から本格配布する

キャッシュレスTechの会場には、キャッシュレスで支払いが出来る「キャッシュレスカフェ」も登場。来場者は「Amazon Pay」による支払いが可能だ。

「HCJ国際ホテル・レストラン・ショー 」「インバウンドマーケットEXPO」でも決済に絡んだ展示が行われていた。

セカンドファクトリーでは、利用者のスマートフォンから事前にオーダーできるサービスを紹介した。利用者は、スマートフォンで商品と受取時間を指定すれば、店舗では待たずに商品を受け取ることができる。同サービスは、店舗のECサイト等との連携もでき、セルフオーダー・セルフ決済が可能だ。

アルジーのブースでは、中国人観光客向けの決済サービス「nihaopay」を紹介。「Alipay」「WeChat Pay」「銀聯」の中国三大決済に加え、中国最大級の口コミサイトへのコンテンツ掲載、スマホからの注文・会計が可能なセルフオーダーシステムなどが可能だ。

 

セイコーソリューションズは、利用者のスマートフォンから注文・決済が可能な飲食店向けサービス「Linktoモバイルオーダー」において、店内のテーブルから利用可能な「テーブルセルフオーダー版」のデモを行った。これにより、飲食店では、テーブルごとに端末を設置するなどの初期投資が不要となる。同サービスは、セイコーのオーダリングシステム「MONSTERA(モンステラ)」と連携しているのも特徴だ。また、セイコーソリューションズでは、テーブス決済ソリューション「AT-2300」といった決済端末も提供している。

また、「HCJ国際ホテル・レストラン・ショー 」では、スムーズなチェックインが可能なシステムを複数の会社が展示している。アルメックス、BOSTECなどは、決済サービスとの連携も紹介していた。

共同印刷では、顔認証、二次元コードを利用したチェックイン機能を組み合わせたクラウドサービス「Travel Manager」のデモを実施した。同サービスは、「変なホテル ハウステンボス」で導入されているという。

 

関連記事

ペイメントニュース最新情報

ポータブル決済端末、オールインワン決済端末、スマート決済端末、新しい決済端末3製品をリリースしました(飛天ジャパン)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)
電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)
チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP