2019年6月11日18:00
ジェーシービー(JCB)は、沖縄21世紀ビジョンに掲げる「世界水準の観光リゾート地」の実現に向けて、相互の緊密な連携および協力により、沖縄のさらなる観光振興に寄与することを目的とし、「沖縄の観光振興に関する連携協定書」を締結すると発表した。
沖縄県が観光振興に関する施策の検討時に、JCBが保有している「国内外旅行者(JCB会員)の回遊・消費統計データ※」を基にマーケティングを行い、おきぎんジェーシービー(沖縄県那覇市)、 JCB九州支社(福岡県福岡市)を中心としたJCBグループとともに施策を実施する。
沖縄県にとってカード決済データ分析を用いた観光振興施策の企画・推進は初の試みとなる。
JCBカードは世界23の国と地域で発行され、 約1億3,000万会員に約3,000万店の加盟店で利用されている。今回はJCB会員が沖縄県内をどの様に回遊し消費活動を行っているかを分析したデータ(エリア・業種・利用単価・利用金額等)を基に、 JCB会員の誘客に資するマーケティングに活用するとしている。また、マーケティングを基に沖縄県への来訪が予想されるJCB会員に対して、 沖縄県の特色を活かした誘客キャンペーンを検討し、 観光客の満足度を高めることで、 県内での消費拡大を促す施策を実行するそうだ。