2019年6月28日18:38
インコム・ジャパンは、メルペイと提携し、メルペイが運営するフリマアプリ「メルカリ」のスマホ決済サービス「メルペイ」のコード決済について、ウエルシアホールディングス、エディオン、ケーズホールディングスの各社店舗へ導入すると発表した。2019年6月27日にウエルシアホールディングス、6月28日にエディオンとケーズホールディングスで導入した。
「メルペイ」は、非接触決済サービス「iD」での決済に加え、2019年3月にはコード決済にも対応し、全国135万箇所で利用できるスマホ決済サービスとなる。また、2019年4月には「メルペイあと払い」をリリースし、「メルカリ」における過去の利用実績等を元に、商品購入代金を後払いで決済ができる機能の提供も開始した。
なお、インコム・ジャパンは、すでに「WeChat Pay」「LINE Pay」「d払い」「Alipay」「Origami Pay」「PayPay」「auPAY」「りそなウォレット」「楽天ペイ(アプリ決済)」「ゆうちょPay」のQR/バーコード決済とシステム接続しており、国内の大手ドラッグストア・家電量販店など1万6,000店舗超に提供している。
インコム・ジャパンが提供する決済プラットフォームは、決済事業者が異なっても同一のシステム仕様にて決済サービスを提供可能だ。また、電文を管理するためのツール、コールセンターなどを共通で利用できる。そのため、加盟店は複数のモバイルバーコード決済を同時に導入・一括管理・統一オペレーションを実現できるだけでなく、簡単に新しいモバイルバーコード決済を追加することができるそうだ。さらに、インコム・ジャパンは決済サービスを自動的に振り分ける機能を提供しているため、加盟店の店員はペイメント毎にPOSレジで選択することなく、ユーザーが提示したバーコードをPOSレジで読み取るだけで決済が完了する。