ヤフー、大型キャンペーンによりPayPayをオンラインでも強化 リアル・ネット問わずお得感を提供

2019年10月29日8:00

PayPayフリマ」と「PayPayモール」で最大20%相当、「PayPayモール」では総額100億円相当を付与

ヤフー(Yahoo! JAPAN)は、フリマアプリ「PayPayフリマ」、およびオンラインショッピングモール「PayPayモール」において、2019年11月1日から電子マネー「PayPay残高」など最大20%相当を付与する大規模キャンペーンをそれぞれ実施すると発表した。10月27日には新CM発表とキャンペーンの概要を紹介する記者説明会を開催した。

左から宮川大輔さん、ゆりやんレトリィバァさん。11月1日はユリやんさんの誕生日のため、サプライズとして用意したバースデーケーキをプレゼント

キャンペーンを紹介する新テレビCMを全国で放送

フリマアプリ「PayPayフリマ」では、「PayPay」との連携により、「PayPay残高」で支払うと決済額の1%の「PayPayボーナス」が戻ってくる仕組みだが、11月1日~12月25日まで実施する「PayPayフリマの購入で最大20%相当戻ってくるキャンペーン」では、「PayPay残高」で支払った場合、利用額の最大合計20%相当(PayPayボーナス1%+PayPayボーナスライト19%)を付与する。ヤフー 取締役 専務執行役員 最高執行責任者(COO)小澤隆生氏は、「個人の売買となり、消費税がかからないため、街で買うよりもお得感があります」とした。

一方、オンラインショッピングモール「PayPayモール」では、「PayPay」で購入すると、条件に応じて最大16%相当が付与されるが、これに加え、2019年11月1日~2020年1月31日の間に実施する「PayPayモールで100億円相当あげちゃうキャンペーン」では、通常時に「PayPayモール」で付与する特典に、9%相当の「PayPayボーナスライト」を上乗せし、対象金額の最大合計20%相当、総額100億円相当を付与する。

また、宮川大輔さんや、ゆりやんレトリィバァさんが出演し、キャンペーンを紹介する新テレビCMを11月1日から全国で放送開始する。発表会では、CMに出演する宮川さん、ゆりやんさんが登場。CMの放映日となる11月1日は、ゆりやんさんの誕生日となる。また、ゆりやんさんは、「PayPayフリマ」に自身のCM衣装を出品した。

PayPayは順調にユーザー、加盟店拡大

発表会では、小澤氏が「PayPayフリマ」と「PayPayモール」の概要とキャンペーンの狙いについて紹介した。

ヤフー 取締役 専務執行役員 最高執行責任者(COO)小澤隆生氏

PayPayは、2018年10月5日にサービスを開始。そこから約1年が経過したが、「びっくりしているところもありますが、大変順調です」と小澤氏は想像以上の成果を口にした。

2019年10月1日現在、ユーザー数1,500万人、加盟店150万カ所、決済回数は累計1.7億回となっている。10月からはキャッシュレス・消費者還元事業がスタートしており、ユーザー数や加盟店数は現在も伸長している。また、サービスの認知度も高まっており、同社調べによるスマホ決済の認知度はナンバー1となっている。

PayPayを冠した2つのサービスでオンライン強化、その魅力とは?

この1年間は、特にオフラインを中心にPayPayの利用を伸ばしてきたが、オンラインをさらに強化していく方針だ。現在もYahoo!ショッピングやヤフオク!でPayPayが使用できるが、新たにPayPayを冠したサービスを2つリリースしている。

まずは10月7日に個人を対象としたサービスであるフリマアプリ「PayPayフリマ」をオープン。当初はiOS版のみの提供となったが、2週間で40万ダウンロードを突破。28日には、Androidの提供を開始している。

ヤフーではすでにヤフオク!を展開しており、中古品の売買を含めた利用では日本で一番利用されるサービスとなっている。PayPayフリマは、出品者が料金を設定。購入者は「価格の相談」ボタンから相談したい価格を入力して、出品者に希望価格を意思表示できる。出品者は希望価格に応じる場合のみ、同意ボタンをタップするだけで取引が成立するシステムだ。また、「PayPayフリマ」は、すべての商品が送料無料で、出品者が一律送料を負担している。

10月16日からオープンした「PayPayモール」は、Yahoo! JAPANが定める出店基準を満たしたストアのみが並ぶプレミアムなオンラインショッピングモールとなる。小澤氏は、「Yahoo!ショッピングがある中で、非常に多くのショッピングモールの横に百貨店をつくるイメージ」とPayPayモールを紹介した。ヤマダ電機、ロイズ、ZOZOTOWNなど、知名度や実績のある店舗が順次600店舗出店する予定で、返品も14日以内であれば可能となるなど、安心・安全なサービスを目指している。

ヤフーでは、ユーザーが「PayPayフリマ」や「PayPayモール」の魅力の1つである「お得」を体感する機会を創出するとともに、ユーザーがキャンペーンで付与された「PayPay残高」を実店舗やeコマースサービスで利用することで、オンラインでもオフラインでも「PayPay」が便利に使える世界の実現を目指す。

PayPayでは、2018年12月4日から「100億円あげちゃうキャンペーン」を実施し、10日で100億円に達して終了するなど、大きな反響を生んだ。小澤氏は、その熱狂をオンラインでも展開していきたいと意気込みを見せた。オンラインにより、「レジの行列ではなく、買いたいときにスムーズに買っていただけるため、盛り上がることを期待しています」と小澤氏は語った。

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