2019年11月19日7:00
TISは、パルコが、PAYCIERGEの「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」を導入したと発表した。
「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」は、さまざまな規格のコード決済の売上一元管理と店舗・テナントの出退店の管理から各コード決済事業者への審査情報の早期連携などの機能を持つTISのサービスとなる。
パルコでは、 「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」を活用したコード決済を11月1日の福岡PARCOでの対応をスタートに、17店への導入を進めていく。
今回のパルコのコード決済導入のプロジェクトにおいて、 TISは決済アプリの開発・提供に加えて、加盟店管理機能と審査項目を各QR事業者へ連携する機能を追加した「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」を提供した。
パルコでは、決済金額の収納・確定からテナント精算/クレジットカード会社の精算がほぼ自動化・システム間連携されているクレジットカード決済などと比較して、コード決済の処理はテナントやテナントスタッフにかかる比重が高くなる点が課題となっていたという。そこで、①パルコの業務要件に合わせたシステム構築が可能、②審査業務・審査期間の軽減及び短縮が実現できる機能の充足、③コード決済事業者との調整・折衝をTISがサポートできる、「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」を採用したそうだ。
なお、「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」は今後、小売店等の店舗に加え、鉄道、バス向けの決済サービスとして対応を進めていく予定だという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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