エッジデバイスのセキュリティ技術とArm社のIoT管理クラウドサービスを連携(DNP)

2019年11月29日18:55

大日本印刷(DNP)は、Arm Limitedと協業し、高セキュリティなエッジコンピューティング技術と莫大なデータ量にも対応できるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)クラウドサービスを連携させた「次世代のIoT事業」を創出するプロジェクトを2019年12月に開始すると発表した。

業におけるPelionサービスのイメージ(DNP)

DNPはArm社との協業の第一弾として、エッジデバイス等に組み込むDNPのセキュアエレメント(eSE:embedded Secure Element)と、Arm社のIoTクラウドサービス「Pelion(ペリオン) IoT Platform」を組み合わせた機器メーカー向けIoTサービスを開発する。

DNPは、ICカードのソフトウエア開発等で培った、外部の攻撃から機密情報を守る耐タンパー技術とセキュアプログラミング技術を応用し、IoT機器等に組み込むセキュアエレメント(eSE)を2018年に開発し、機器メーカーや金融機関等に提供してきた。eSEは暗号鍵や証明書などを保持し、通信時に重要情報の暗号化や復号を行うもので、決済端末をはじめ、高いセキュリティが要求される分野で実績があるという一方Arm社は、IoT デバイス自体や取得データ、接続状況などを一元管理する IoT クラウドサービス「Pelion IoT Platform」を2018 年からグローバルで展開している。

TSSOP形状(左)とプラグインSIM形状(右)のeSE(イメージ)(DNP)

DNPは、今回Arm社と共同開発したプロトタイプを利用したコンセプト実証(PoC:Proof of Concept)を2019年度末までに実施する。その後、PoCで得られた知見をもとに、2020年度より本格的にサービス・製品を販売し、2021~2023年度の3年間で累計10億円の売上を目指す。

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