2019年12月3日17:45
JR東日本スタートアップとサインポストの合弁会社で、無人AI決済店舗の開発を進めるTOUCH TO GO(タッチ トゥ ゴー:TTG)は、2020年春のダイヤ改正日に開業するJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内に、無人AI決済店舗の第1号店となる「TOUCH TO GO」をオープンすると発表した。営業時間は、6時~24時、取扱商品として弁当、総菜、菓子、飲料など約600種類を予定している。決済方法は、交通系ICとなり、今後、クレジットカード・その他電子マネーなどにも順次対応予定だ。
TOUCH TO GOは、 ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗で、カメラなどの情報から入店した人と手に取った商品をリアルタイムに認識して、決済エリアに利用者が立つとタッチパネルに商品と購入金額を表示する。利用者は、商品を持ったら、出口でタッチパネルの表示内容を確認して支払いをすると買い物ができる仕組みだ。
無人AI決済店舗の開発は、 JR東日本グループとサインポストで、これまで2度にわたり、 実証実験を行い、実用化に向けて商品認識の精度向上などを進めてきた。TTGはこの1号店を「ラボ」として位置づけ、運用で得たノウハウを、多くの小売業界が抱える労働力不足や、地域店舗の維持など、さまざまな課題解決に向けて展開していく。
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ペイメントナビ編集部
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