2020年4月30日12:39
長崎県壱岐市民有志による「いきめし。プロジェクト実行委員会」は、飲食店の資金調達を応援するため、先払い制チケット『いきめし。応援チケット』を2020年5月7日より発行予定であると発表した。
長崎県で最初に新型コロナウイルス感染者が発生した壱岐市では、外出自粛により島を訪れる観光客が激減。市民も3密を避けるため、飲食店への来店を控えるようになり、飲食店の売上が激減しているという。壱岐市では、「いきめし。プロジェクト実行委員会(以下、実行委員会)」を県内のテイクアウト応援企画に先駆けて、4月1日に発足。『壱岐なごはんを、持っていきたい場所に!それって粋だね♪』をコンセプトに、4月3日からHPにテイクアウト情報を集約し、SNSによる情報発信を行っている。
「いきめし。」Facebookグループは、4月29日現在、700名を超えるコミュニティとなっており、店からのテイクアウト情報の発信に留まらず、利用者が利用したテイクアウト商品の写真等を投稿するなど、店と利用者の双方向のコミュニケーションにより、壱岐市民がテイクアウトを楽しむ文化が生まれており、その影響は島内宿泊施設のテイクアウト料理参入にもつながっているとしている。
「いきめし。プロジェクト」のHPへの情報掲載等は無料。実行委員会はプロジェクトPRのため、プロジェクト賛同店に、マスコットキャラクターである「いきめし。君」が描かれたのぼり旗や「本日中におメシあがりください♪」と書かれたシールの提供、「いきめし。君」LINEスタンプの発売も行っている。