2020年5月21日11:00
auじぶん銀行は、2020年5月20日から、「auじぶん銀行日本PMI」や人工知能、日本の株価の過去推移を使って、今後のTOPIX(東証株価指数)を分析・予測する「AI日本マーケット予測」の提供を開始すると発表した。日本PMIとAIを用いて日本の株価トレンドを分析・予測するサービスを提供するのは邦銀初であるという。
同サービスでは「今月の日本株価トレンド」と「5営業日後のTOPIX予測」の2つのコンテンツを提供しており、利用者の株式投資などの資産運用の指標として役立ててもらうことができるという。
「今月の日本株価トレンド」は毎月日本PMIの確報値が発表された後、 日本PMIとTOPIXの過去1カ月の動きから今月の日本株価トレンドを分析する。「5営業日後のTOPIX予測」では5営業日後のTOPIXが上昇するか、下落するかをAIが予測する。
auじぶん銀行は、2017年6月に「AI外貨予測」を開始した 「AI外貨予測」の的中率は約7割という高いパフォーマンスを維持している。同サービスは、この「AI外貨予測」に続くサービスとして、AIやビッグデータ解析などの技術に強みを持つフィンテックベンチャーのAlpacaJapanとの共同開発によって実現した。
また、同サービスは、2020年5月20日にバージョンアップした「じぶん銀行スマートフォンアプリ」で利用できる。スマホアプリ上では為替チャートや「AI外貨予測」と同じ「マーケット情報」のカテゴリに配置するとともに、auじぶん銀行と同じくauフィナンシャルグループのauカブコム証券において人気のある投資信託も掲載しているそうだ。
なお、「AI日本マーケット予測」のほかにも、「auじぶん銀行日本PMI」に基づいて同行のチーフエコノミストの山下周が金融市場を解説する、無料ウェブセミナーを月に1回開催している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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