2020年11月20日17:48
WILLER、三井住友カード、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、三井住友銀行は、日本で初となる鉄道でのVisaのタッチ決済によるキャッシュレス決済サービスを、2020年11月25日より京都丹後鉄道で開始すると発表した。
同サービスは、均一運賃(1回券、1日券等)だけでなく、車両のGPSを活用することにより距離制運賃(距離に基づき変動する運賃)の決済も可能にしている。また、海外では広く利用されている鉄道のVisaのタッチ決済の仕組みに、日本国内で求められる高速処理のニーズに対応したシステムを導入しており、スピーディーに決済が完了するそうだ。
これにより、日頃より利用する人に加え訪日外国人を含む来街者も、券売機で切符を購入する手間がなく、日常的に利用している決済手段がそのまま利用可能だ。
第一弾として、京都丹後鉄道でサービスを開始し、今後はMaaSアプリや鉄道、バスを含む様々な交通サービスへの提供も検討している。
各社の役割として、WILLERがサービス企画・設計、三井住友カードがVisaのタッチ決済導入支援、QUADRACがキャッシュレス運賃決済プラットフォーム提供、VisaがVisaのタッチ決済に関するソリューション提供、三井住友銀行がサービス導入のエリア展開協力となっている。