(3)デジタル通貨の分類について ステーブルコイン(Stablecoin)とCBDC(Central Bank Digital Currency) 

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2026年7月6日8:05

和田 文明

プロフィール

キャッシュレス、電子マネー関連のジャーナリスト/ライター、主に欧米、アジアのセキュリティを含むキャッシュレス情報、カスタマーロイヤルティプログラム情報を取材

ステーブルコイン(Stablecoin)とCBDCCentral Bank Digital Currency、中央銀行デジタル通貨)(第1部)の3回目は、国際決済銀行(BIS)が提唱する“マネーフラワー”(The Money Flower)によるデジタル通貨の分類についてレポートしてみたい

ステーブルコイン(Stablecoin)とCBDCCentral Bank Digital Currency 第1

Index(目次)

(1)ステーブルコインとCBDCのキーワード (2)ステーブルコインとCBDCについて (3)デジタル通貨の分類について (4)世界の主なステーブルコイン、CBDC、トークン化預金 (5)欧米のステーブルコインの法規制について

 ステーブルコイン(Stablecoin)とCBDCCentral Bank Digital Currency 第2

Index(目次)

(1)PayPalのステーブルコイン“PYUSD” (2)PayPal のデジタル通貨決済ソリューション“Pay with Crypto” (3)PSPと暗号通貨決済 (4)デジタル通貨のハイブリットモデル (5)未来の財布

国際決済銀行(BIS)が提唱する“マネーフラワー” (The Money Flower)のデジタル通貨の分類

国際決済銀行(BIS)が提唱する“マネーフラワー”(The Money Flower)は、(表)のように通貨を「発行体」「形態」「普及度」「技術」の4つの属性で分類する概念図である。BISの“マネーフラワー” (The Money Flower)では、現在のデジタル金融情勢(CBDC、ステーブルコイン、暗号資産)に基づき、各通貨がどの領域に位置し、どのような性質を持つのかについて解りやすく比較している。

BISの“マネーフラワー”(The Money Flower)の4つの軸(分類基準)

発行体(Issuer)

中央銀行が発行するものか、民間(銀行・企業)か

形態(Form)

デジタルか、物理的(現金)か

普及度(Accessibility)

誰でも使えるか(リテール)、特定の金融機関のみか(ホールセール)

技術(Technology)

トークン型(所持が価値を証明)か、口座型(名義で管理)か

BIS(国際決済銀行)のHP

BIS(国際決済銀行)が2017年に発表した“マネーフラワー”(The Money Flower)は、現代の複雑な通貨体系を整理するための権威あるフレームワークの1つである。

通貨別の立ち位置比較表

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