2021年6月2日7:20
カンカクは、完全キャッシュレスのパーソナライズドカフェ「TAILORED CAFÉ」において、2021年6月22日、オリィ研究所と共同で、分身ロボット常設店舗「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」をオープンする。これに先立ち、カンカクではカフェスタッフの募集を開始し採用活動に本格的に取り組むという。
「分身ロボットカフェ」は、オリィ研究所が主宰する実験的カフェとなる。難病や重度の障害で外出・移動が困難な人々が、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」「OriHime-D(オリヒメディー)」を遠隔操作し「パイロット」として、店舗でのオーダーや配膳、顧客との会話などの接客を行う。同カフェにはロボット研究開発室を併設しており、顧客からもらったアンケートやパイロットたちの声を反映して、「OriHime」の機能や接客フローに随時反映しアップデートしているのが特長だ。2018年11月から現在まで、のべ4回の期間限定出店で来店人数は累計5,000人にのぼる。オリィ研究所では「分身ロボットカフェ」の企画・運営を通して、これまで就労を諦めていた人々が社会で働くことができる方法の開拓に取り組んでいる。
今回カンカクでは、オリィ研究所のミッションに共感し、新しいライフスタイル作りの一端として「TAILORED CAFÉ」および「COFFEE App」での知見やノウハウを生かし、その実現に貢献することができたらと考え、「分身ロボットカフェDAWN ver.β」のカフェスペース「DAWN ver.β CAFE Lounge」を共同でオープンする運びとなった。同店舗で提供するフードやドリンクはすべて「TAILORED CAFÉ」がプロデュースし、コーヒーは自家焙煎を中心に浅・中・深煎りの豆を幅広く取り揃え、気分に合わせて好みの味わいを選べるスペシャルティコーヒーを提供する。また、専用アプリ「COFFEE App」で事前注文・決済することで、待ち時間なくスムーズな受取りが可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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