2021年6月2日7:50
パソナグループのベネフィット・ワンは、2021日6月1日から、福利厚生会員企業の従業員を対象に、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の利用料金が、給与から自動的に引き落とされる給与天引き決済サービス「給トク払い」を提供すると発表した。
ベネフィット・ワンはこれまで、1万1,600団体、863万人(2021年4 月時点、個人会員も含む)を対象に、宿泊施設や飲食店、レジャー施設、介護・育児サービスなど、140万件以上のメニューを優待価格で利用できる福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を提供してきた。
ベネフィット・ワンは、今回スタートするサービス「給トク払い」で給与天引きが適用されるメニューを通じて、会員企業の従業員に対し、さまざまな特典や割引を提案する。今後は、ガス、携帯電話、賃貸といった生活インフラ関連の月額課金型サービスなど、多くの人が日常的に利用するメニューも順次開発していくそうだ。
サービスメニュー例として、「宅配クリーニングサービスが初月50%OFF+毎月800円OFF」「インストラクターのレッスンをオンラインで受けられるヨガサービスが月額50%OFF」「幼児向け知育玩具レンタルサービスが月額10%OFF」「国内外の電子雑誌読み放題サービスが月額15%OFF」「天然温泉スパの利用が50%OFF」などがある。
なお、「給トク払い」の仕組みを活用した決済手数料は、クレジットカード等で決済された場合と比べて低く設定されているため、「ベネフィット・ステーション」を通じてサービスメニューを提供する企業は、決済手数料の負担を減らすことができるとしている。
また、給与天引きによるペイメント(決済)事業に参入することで、福利厚生サービスのさらなる利便性向上等を図り、会員拡大を目指すとともに、ベネフィット・ステーションを通じて、働く人一人ひとりに最適なワーク・ライフ・バランス支援を実現していきたいとした。
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ペイメントナビ編集部
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