2021年6月21日15:04
楽天グループは、ポイ活アプリ「Super Point Screen」(スーパーポイントスクリーン)において、近隣の小売店舗が販売するおすすめ商品をアプリ内から確認できる新機能「おすすめチラシ」を、2021年6月21日に提供開始したと発表した。
同機能の対象店舗は、株式会社東急ストアの運営するスーパーのうち74店舗(「東急ストア」、「プレッセ」)と、合同会社西友の運営するスーパー330店舗(「西友」、「リヴィン」、「サニー」)となる。対象店舗がユーザーの自宅近隣にある場合には、「Super Point Screen」アプリにおいて「おすすめチラシ」のバナーが表示される。ユーザーは、「おすすめチラシ」のバナーをタップし、自宅の郵便番号を入力して表示される小売店舗から好きな店舗を「お気に入りストア」に登録することで、各店舗のおすすめ商品や、セール情報など店舗からの通知、店舗が発行している紙のチラシをアプリ内から閲覧できるようになる。デザイン面ではスマートフォンでの使いやすさを追求し、店舗ごとの情報を1ページに集約して表示するため、ユーザーはページを遷移することなく情報を閲覧できる。また、おすすめ商品の一覧では、各商品画像上に「割引商品」や「新商品」など商品のキーワードをラベルで表示しており、商品をタップすることで、割引率や産地などの詳細情報を確認することもできる。気になった商品は「お気に入り商品」に登録して一覧で確認できるため、効率的に小売店舗での買い物を利用することが可能だ。
今後は、ドラッグストアやスーパーマーケットなどを中心に対象店舗を順次拡充予定だという。さらに、おすすめ商品を閲覧することで「楽天ポイント」を獲得できるキャンペーンや、店舗名やエリア名のキーワードで店舗を検索できる機能、ユーザーの興味関心に沿ったおすすめ情報を表示する機能などの導入も予定しているそうだ。
また、各小売店舗などにとっては、同機能を通じてメーカー企業とタイアップしたキャンペーンを実施することが可能になるなど、販売する商品のより効果的なマーケティング施策にも活用できるようになる予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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